2019年08月31日 micro:bitで電子工作&プログラミング 2回目 開催レポート
8月31日(土)、小・中学生を対象に「micro:bitで電子工作&プログラミング」の2回目を、にぎわい交流館で開催しました。
教育用マイコンボードmicro:bitを使ってプログラミングを体験してもらう企画の2回目です。1回目の7月27日は、台風のため午前中で終わってしまいましたが、今回は午後も無事に行え、たくさんmicro:bitに挑戦してもらう時間を作れました。
午前:「micro:bitの使い方を覚えよう」
午前中は、初めてmicro:bitを使う子や、プログラミング自体が初めての子ども達を対象に、micro:bitの機能・プログラミングのやり方の説明から、実際のプログラミングまで行いました。
プログラムは、makecodeのサイトでブロックを組み合わせて作りました。作ったプログラムをmicro:bitに転送して、micro:bit本体の5x5のLEDを光らせたり、スピーカーから音を鳴らしたり、サーボモーターを動かしたりしました。外部機器との接続も自分で行いました。
まず、micro:bitの機能やボタンなどの説明からはじめました。
micro:bit本体の5x5のLEDに絵を光らせる、今回最初のプログラミングです。
音を出すプログラムを作って、100均のスピーカーから音を鳴らします。ただ音を出すだけでは物足りず、メロディーをプログラミングする子もいました。
micro:bitとスピーカーのセットを2つ持って、左右の耳にスピーカーを当てて聞くと、「頭がおかしくなってくる〜」
午後:「電子工作をやってみよう!」
午後は、イライラゲームを作ったり、子供の科学2019年8月号に掲載されている生駒Dojoチャンピオンの石川さんが考案した紙コップロボットを作ったり、早押しゲームを作ったりしました。 そのほかに、CoderDojo日進とメンターさんが所有している、micro:bitで動くロボットカーをやってみる子もいました。
1回目も来てくれた子は、午前中の内容が同じなので、午前中はMaqueenというmicro:bitで動くロボットカーに取り組んでもらい、午後の最初に発表してもらいました。2箇所の黒い紙の上に停止するデモを見せてくれました。
紙コップロボットの絵を書いているところです。まず絵を書く子と、まずプログラムを作る子とに別れて、見ていて面白かったです。
プログラムを作ってサーボモーターが思ったとおりに動くか確認中です。
さっき絵を描いた紙コップの下にサーボモーターが入っていて、micro:bitでサーボモーターを動かすとロボットの顔が左右に動きます。
針金で作ったイライラゲームのコースを、友達がチャレンジ中。
当たり判定のプログラムを作っているところです。
メンターさんと一緒に作成中。
発表
最後の15分間で、発表をしてもらいました。micro:bitが一人一台のため作り置きができなかったので、その時にできていたものを発表してもらいました。発表の一部を紹介します。
早押しゲームを作って、お父さんと実演してくれました。
スピーカーから作ったメロディーを流してくれました。そのほかに作ったものもmicro:bitと繋がっていなかったけど、見せてくれました。
メンターさんのロボットカーで、黒色の紙の上を走り続けるようにプログラムを作りました。
イライラゲーム。当たり判定がうまくいかず、みんな苦労していたのですが、バッチリ調整されていました。
発表はそれぞれの席で行ってもらったので、みんなが取り囲んで見ていました。
今回のmicro:bitとは別ですが、会場に来て夏休みの宿題に取り組んでくれていたので、作っているクレーンゲームを発表してもらいました。モーター、サーボモーターをいくつも使ってありました。今回のイベントではサーボモーターが1個だけでしたが、いろいろ組み合わせるとすごいものが作れるんだよというのを見せてくれて、参加した他のみんなの参考になったと思います。
最後に
参加していただいた皆さん、メンターの皆さん、ありがとうございました。 第2・4土曜日の午前中に開催しているCoderDojo日進では、希望者にmicro:bitを貸し出します。 Maqueenというmicro:bitで動かせるロボットカーもあります。 興味のある方はぜひご参加ください。
今後の予定
次回は9/14(土) 10:00-12:00 です。申し込みはこちらからお願いします。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/142951/
その後は9/28(土) 10:00-12:00 です。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/145595/
参加お待ちしています!
作成:寺島