2020-01-15

2020年1月11日開催レポート

1月11日(土)、CoderDojo 日進をにぎわい交流館で開催しました。
2020年最初のDojoは、ニンジャ(子ども)が9人、メンターが3人、さらにCoderDojo 名古屋のチャンピオンの宇津さんがお子さん達と来てくれました。 そして、プログラミング教材を開発中の学生さんも教材の体験会を開いてくれました。 親御さんも多く、新春一番大賑わいでした。

会場の様子

会場の様子 今回の会場の様子です。人がいっぱいです!

micro:bitのプログラミング micro:bitの本体を触りながら、プログラムの確認中です。

図形を描くプログラム 本を見ながら図形を描くプログラムを作成しています。きれいに描けてますね。

ちびっこプログラマー達 ちびっこプログラマーも仲良く参加してくれました。

プログラミング中の様子 パソコンに向かってプログラミングしたり、教材のプリントを確認したりしていますね。

ロボティックボールSphero SPRK+ メンターのつかもとさんが持ってきてくれた、プログラミングできるロボティックボールSphero SPRK+も大人気でした。 床に転がっているボールをiPadのアプリでプログラミングして動かしています。

プログラミング教材(CUBO)体験

CUBO説明 はじめに開発者の学生さんに、どんなことができるものか説明していただきました。 ブロックのLEDが光ったり、色が変わったり、高さが3段階で変わったりと面白い機能がありました。 ブロックには押すとスイッチになっているものや、センサーが組み込まれているものがあり、入力を選べるところも面白そうでした。

その後やってみたい人を募集し、時間の関係で少ないですが、3人に体験してもらいました。

CUBOのプログラミング パソコンの画面で、プログラミングの仕方も紹介していただきました。

CUBO体験中の様子1 CUBO体験中の様子2 体験中の様子です。横で説明してもらいながら、ブロックを光らせたりするプログラムを作り動かしています。

発表

今回は時間がなかったので、希望者に発表してもらいました。 ニンジャ達が発表してくれた内容を簡単に紹介します。

バトルアクションゲームのようなもの(?)

バトルアクションゲームのようなもの発表 バトルアクションゲームのような、にゃんこ大戦争のようなものを作ったと言って発表してくれました。 写真には、ブルー(グリーン)チームの仲間が写っています。 GのマークはキーボードでGキーを押すと動き出すようにしようと思ったけどやめて、ただの飾りになったそうです(笑)

レッドチームとブルーチームが交戦中 レッドチームと交戦中です。戦っている様子は、見ていて面白かったです。

micro:bitの対戦型シューティングゲーム

micro:bitの対戦型シューティングゲーム micro:bitの対戦型シューティングゲームのデモ中 micro:bit2台を通信させて対戦するシューティングゲームを発表してくれました。発表では、実際に2人で対戦してもらいました。 一通りブログラムは完成していて動いたのですが、なぜか攻撃したビームが左端の列にしか発射されませんでした(泣) ほんのちょっとしたところが間違っているだけだと思うので、がんばってバグを直そう!

プログラミング教材CUBO

プログラミング教材CUBOで作ったものの発表 今回持ってきていただいたプログラミング教材(CUBO)で作ったもの発表してくれました。 右手で押さえているブロックに明るさセンサーが搭載されていて、暗くなると他のブロックが光って動き出しました。 プログラムは簡単にできたそうなので、ハードウェアだけでなく教材のプログラミング環境もよく準備されているようでした。

プログラミング教材CUBOで作ったものの発表

シェルピンスキーの三角形

シェルピンスキーの三角形の発表 シェルピンスキーの三角形を描くプログラムをデモしてくれました。 「ちょっと時間がかかるね」などと話していると、三角形を描くプログラムの入れ子の数を少なくして、細い三角形を描かず早く終わるようにその場で変更してくれました。

プログラム ネコのしっぽが筆になっていて、しっぽで図を描きます。 ただ本を見てそのまま作るだけでなく、ちょっと工夫しているところもよかったです。

ScratchJrで動物がいっぱい

ScratchJr発表 お兄さん達の発表が終わった後、おしまいにしようと思ったら、「僕も発表する!」と言って登場。 iPadのScratchJrで作ったプログラムを次々と動かしてくれました。

動物がいっぱいの画面 動物や海の生き物たちがたくさん出てきて、動いたり音がなったりして楽しいプログラムでした。

今後の予定

次回は1/25(土) 10:00-12:00 です。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/159590/

その次は2/8(土) 10:00-12:00 です。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/162568/

参加お待ちしています!

作成:寺島

2019-12-22

2019年12月14日開催レポート

12月14日(土)、CoderDojo 日進をにぎわい交流館で開催しました。
今年の最後のDojoは、少し参加者が少なくニンジャ(子ども)が4人、メンターは1人でした。
micro:bitをする子が多くて4人のうち3人もmicro:bitでした。

プログラミング中の様子

プログラミング中の様子 今回のプログラミング中の様子です。人数が少ないのでゆったりスペースです。

プログラミング中の様子2 座ってなんかいられない。立ってプログラミングする子もいます:smile:

万華鏡模様 何回も模様を作る実演をしてくれました。毎回変わって面白かったです。

発表

今回は全員に発表してもらいました。

次からニンジャ達が発表してくれた内容を簡単に紹介します。

LEDの玉転がし と 暗くなったらお化けを表示

LEDの玉転がし 今回は、初めてのmicro:bitということで、初心者向けに用意している教材に取り組んでもらいました。
まず、micro:bitの5x5LEDの1カ所が光っていて、micro:bitを傾けると傾きに合わせて光る場所が変わり、玉が動いているように見えるプログラムを発表してくれました。 画面のシミュレーターと実際のmicro:bitでそれぞれ動きを見せてくれました。
プログラムが難しくて疲れたので、できた後30分休憩したそうです。がんばりました!

暗くなるとお化けの顔が表示 micro:bitのプログラムを入れ替えて、もう1つ発表してくれました。
最初は何も表示されていないのですが、左手をmicro:bitの上に被せて暗くすると、LEDにオバケの顔が表示されました。明るさを判断して閾値よりも暗くなるとLEDを表示するプログラムなのですが、閾値の調整もうまくできていました。

万華鏡模様を作るプログラム

万華鏡模様を作るプログラムの発表 前回に引き続き、Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスの本の内容に挑戦。 今回は三角関数を使った万華鏡模様作るプログラムができ上がりました。

万華鏡模様を作るプログラムの発表 プログラムの内容も少し説明してくれました。黄色が鉛筆で、それぞれの鉛筆が青い線で模様を描き、組み合わせるとすごい模様になるそうです。

画面いっぱいの万華鏡模様 模様が画面いっぱいに広がりました。

ロボットカーをリモートコントロール

ロボットカーをリモートコントロール ロボットカーを制御するmicro:bitと手元でリモコンとして操作するmicro:bit、2つのmicro:bitのプログラムを作りました。 リモコン側のmicro:bitのボタンを押したり、傾けたりすると、前進・左右回転・後進の指令がロボットカー側のmicro:bitに送信され、それを受け取ったロボットカー側のmicro:bitがロボットカーを制御します。
作成中は、Windows Updateが走ってパソコンが使えなくなったり、ロボットカーの電池がへたっているのが原因で動かなかったりと、プログラム以外の部分で苦戦していましたが、プログラムは問題なくできたようでした。

リモコンカーの実演中 操作方法を説明した後、別の忍者と交代。プログラミングをせず、リモコンカーとして遊ぶだけでも楽しめます。

ヨットが潜って出てくる

ヨットが潜って出てきます。 micro:bitのLEDを使ったプログラムです。ヨットが下に潜ったあと、上がってきます。LEDの表示で文字や数字の横スクロールは見慣れているけど、縦スクロールは新鮮でした。

プログラム 0から9の数字で各LEDの明るさを決めて、5x5分設定するとイメージが出来上がります。イメージを各コマ分作成し、順番に表示されるようにしてありました。 BBC micro:bit MicroPython ドキュメンテーションのイメージの章が参考になります。

お礼

時間が短かったため写真が撮れていないのですが、見学に来られた方が、ミニドローンのTelloを持ってきてくれました。 ニンジャにも操作させていただき、ありがとうございました。 またぜひ遊びに来てください。

今後の予定

2020年1回目は1/11(土) 10:00-12:00 です。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/157880/

その次は1/25(土) 10:00-12:00 です。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/159590/

参加お待ちしています!

作成:寺島

2019-12-10

2019年11月30日開催レポート

11月30日(土)、CoderDojo 日進をにぎわい交流館で開催しました。
参加者はニンジャ(子ども)が10人、メンターは4人でした。

プログラミング中の様子

人数が多い机 プログラミング中の様子です。こちらの机は、人数が多くて混み合ってます。

メンターとコーディング メンターさんと相談しながら作成中です。

本を見ながら作っている子 こちらは本を見ながら作成中。

後ろではmicro:bitをやっている子供と大人 手前の机では、micro:bitを大人ニンジャと子供ニンジャが挑戦しています。

発表

今回は全員に発表してもらいました。

次からニンジャ達が発表してくれた内容を簡単に紹介します。

島で働いてお金を稼ぐ

島で働いてお金を稼ぐ 人が島で働いてお金を稼ぎます。放置していると、お金がどんどん貯まっていきます。左上にお金が表示されているのですが、現在396,681円。 1秒1時間で、24秒で一日だそうです。

島で働いてお金を稼ぐ 白い人が三人見えます。一番上が木こり、真ん中の人は畑に野菜を取りに行く人、一番下の人はパソコンで仕事をする人だそうです。 野菜を取りに行く人は大変なので休憩時間が長かったり、パソコンの人は仕事の時間が長かったりと、それぞれの仕事で違いが作ってあって、世界がしっかりできていました。 パソコンの人の時給が一番高いそうです(笑)

モンスタークリッカー

ドラゴンを攻撃中 ドラゴンをクリックして倒すゲームを本を見ながら作りました。 時間内にクリックした数で倒していきます。 攻撃がヒットした時に現れる赤い炎が迫力ありますね。

ドラゴンが弱ってきた ドラゴンが弱ってきて悲鳴をあげています。

GAME OVERの画面 倒すところをデモしたあとに、GAME OVERの画面も見せてくれました。1日で一通り完成。プログラミングに慣れてきたかな。

キモイ冒険

キモイ冒険 タイトルは「キモイ冒険」。H君は、このキャラクターが大好きですね。

キモイ冒険のプレイ画面 画面下の赤いエリアが溶岩で、だんだん上に上がってきます。溶岩に触れる前に、黒いバーにのって、上に上がっていくゲームです。

死んだぞ むずかしくて、すぐに死んでしまいます(泣) 画面に「死んだぞ」で出るのが直球で面白いですね。 8面くらい作ってあるけど、まだ自分でも最後まで行けていないそうです。

ボールを捕まえるゲーム

敵が出てきた場面 写真では色が薄いですが、赤色のボールの右上に黄緑色のマルがあります。このマルが照準で、この中に赤い丸が入ったタイミングでクリックすると当たりになります。 タイミングがむずかしくて、デモしてくれた時もなかなか当たりませんでした。

芸術は爆発だ!! スクリプトを見せて、動きを説明してくれました。そんなに複雑ではないけれど、面白く動くように工夫されていました。

クマが地球を捕まえるゲーム

クマが地球を捕まえるゲーム クマが落ちてくる地球に当たると得点が入るキャッチゲームです。オレンジも落ちてきていますが、これに当たると体力が1つ減ってしまいます。 オレンジは毒入りということのようです。

Game OVERの画面 体力が0になるとゲームオーバーの画面が表示されました。ゲームオーバーまで、きちんと作ってありました。発表も楽しそうにやってくれました。

三角関数

Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスの本 Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンスを見ながら、三角関数に挑戦したことを説明してくれました。

三角形のデモ 角度を入力すると三角形を描くプログラムをデモしてくれました。まだちょっと難しそうでしたが、少し三角関数が分かってきたそうです。 引き続き、次回もこの本を進めていく予定とのこと。がんばってください。

腹筋x100万回

腹筋x100万回 クリックすると真ん中の人が腹筋をします。でも制限時間の1分間で100万回の腹筋は無理です。どうすればクリアできるでしょうか?

腹筋x100万回のクリア 実は「x100万回」の文字がマウスで動かせるようになっていて、「x100万回」を腹筋する人の上に動かすと「クリア」になりました。 1回x100万回ということでした。面白い!

猫に追いつかないなら銃を使おう 今度は、「猫に追いつかないなら銃を使おう」と書かれています。猫が走っていきます。どうすればいいのでしょうか?

猫に追いつかないなら銃を使おうのクリア 今度も、「銃」の字が動かせて、銃を猫に当てるとクリアになりました。猫がバラバラになってしまうところも面白いですね。

シューティングゲーム

シューティングゲームのオープニング画面 今回追加されたオープニング画面が格好いいですね。「PLAY」をクリックするとスタートします。

シューティングゲームの画面 それぞれの耐久力や体力が作られています。

シューティングゲームのゲームオーバー ゲームオーバーの画面も今回初めて見せてもらいました。徐々に進んでいっていますね。

micro:bitでモールス信号

micro:bitのモールス信号の説明 ノートパソコンのカメラでmicro:bitを映しながら発表してくれました。 microの左側のボタンを押して、モールス信号が打ち、打った文字をLEDに表示するデモを見せてくれました。

micro:bitのモールス信号のコード micro:bitのMicorPythonのサンプルコードを使って作ったそうです。今回は1台で、自分が発信したメッセージをそのまま表示していましたが、今度は2台にして実際に通信してみたいそうです。 まずサンプルを試してみて、その後少し改造できるようになってくるといいですね。MicroPythonのチャレンジがんばれ〜!

micro:bitのロボットカー

スイッチのクリック回数を表示するプログラムの発表 今回micro:bitを使うのが初めてだったので、最初にmicro:bit単体で動かしてみた後、ロボットカー(Maqueen)を使ってプログラミングをしてもらいました。 初めてでしたがメンターさんにあまり頼ることもなく、自分でできてしまったようです。発表でもしっかり説明してくれました。

次回は、micro:botをもう1台使って、リモコンカーに挑戦したいそうです。引き続きやってみて、感じをつかんでもらえたらうれしいです。

スイッチのクリックして実演 白い紙の上を落ちないように動くロボットカーです。白と黒の明るさの変化を検知して、黒になるとバックして向きを変えて動き出し、白い紙から落ちないようになっています。

最近micro:bitに興味を持ってやってみる子が増えてきました。運営者側としては、うれしいです。

大人ニンジャの発表

スイッチのクリック回数を表示するプログラムの発表 最後は大人ニンジャの発表です。ニンジャに付き添いで来られていたお父さんがmicro:bitに興味を持たれていたので、体験してもらい、できたものを発表していただきました。
親御さんでもやってみたい人は教えてください。自分でやってみるとお子さんがどんなことをやっているのかもわかりますし、プログラムがうまく動くと単純に楽しいですよ。

スイッチのクリックして実演 ボタンを押すと温度が表示されたり、別のボタンを押すとお母さんからのメッセージが表示されるようになっているのを、面白く発表していただきました。 ニンジャたちが興味を持ってくれるとうれしいです。

今後の予定

次回は12/14(土) 10:00-12:00 です。今年最後になります。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/155181/

2020年1回目は1/11(土) 10:00-12:00 です。
https://coderdojo-nisshin.connpass.com/event/157880/

参加お待ちしています!

作成:寺島